「どのみち相談室」をはじめます。
助産師として、これまでたくさんの方の相談を受けてきました。その中で、よくいただく言葉があります。
「もっと早くこの話を聞きたかった。」
「そんな考え方があるんですね。」
SNSでも、そういう言葉を必要としている方に届けたい。そう思ったのが、この相談室をはじめたきっかけです。
「どのみち」に込めた意味
一般的な相談には、「答え」をもらいに行くイメージがあるかもしれません。質問して、正解が返ってくる。そんなQ&Aの場所です。
私が大切にしたいのは、そういう相談とは少し違います。答えを渡すのではなく、「こんな見方もあるよ」「こんな方法もあるよ」「こんな道もあるよ」という、複数の選択肢をお伝えすること。その中から、自分に合うものを、自分で選んでいただくことです。
「どの道を選びますか。」
その意味を込めて、「どのみち相談室」と名付けました。
悩みは、変えられなくてもいい
仕事のこと、人間関係、子育て、夫婦関係。悩みそのものは、実はなかなか変えられないことが多いです。
だからこそ、大切にしたいのは、自分にできることと、自分にはできないことを区別すること。それだけで、少し見方が変わって、悩みが軽くなることがあります。
そんな「見方」を、一緒に探していく相談室にしたいと思っています。
正論で、傷ついたことはありませんか
正しいことを言われて、かえって苦しくなった経験はありませんか。正論は、時に人を追い詰めます。
別の助産師さんのアドバイスに傷ついたという話や助けてほしくて相談した家族からの言葉で落ち込んでしなったという相談を、数えきれないほど受けてきました。良かれと思っていってくれている、わかっているけどつらい…そんな気持ちで真面目に受け止めて元気をなくしてしまっている方がとても多いのです。
そんな時は、「今じゃない」「スルーでいい」。そう考えてもいいと、私は思っています。たしかにそうかもしれないけれど、落ち込むくらいなら、「今じゃないようです」とシャッターをしめて元気回復を最優先にしていただきたいのです。心を捻じ曲げてでも聞かなければならない話など、結局力尽きて進めなくなるので、本末転倒になりかねません。
自分に合う人、自分に合う考え方を見つけながら、少しずつ元気になっていただきたい。それが、この相談室の願いです。
試作版、公開しました
今回は、今後の動画制作の流れを確認するための試作版として、第0.5回を公開しました。iPhoneで撮って、自分の言葉で、そのまま届けています。
撮った動画を聞き返して、ひとつ気づいたことがあります。「相談室で、実際に私の話を聞いているような雰囲気になっていた」ということです。これが、このシリーズで一番大切にしたい空気感なのだと思います。
これから、少しずつこのシリーズを育てていきます。よかったら、動画も覗いてみてください。